JAXA「はやぶさ2」ミッションマネージャ吉川真准教授をお招きして、2010年帰還の小惑星探査機「はやぶさ」や2014年に打ち上げ予定の「はやぶさ2」について以下のような内容で講演を予定しています。
  • 小惑星探査機「はやぶさ」の開発・運用の苦労やその実績について
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」の目的やその期待
  • 今後の宇宙開発が目指すもの
  • 未来を担う子どもたちへのメッセージ

【小惑星探査機「はやぶさ」、「はやぶさ2」】

 小惑星探査機「はやぶさ」の功績をもとに、「はやぶさ2」のプロジェクトが進行中です。「はやぶさ2」は、C型小惑星1999JU3という小惑星のサンプルリターンのミッションに挑戦します。2014年に地球を出発し、2018年目的地に到着、2020年地球に帰還の予定です。
 「はやぶさ」と「はやぶさ2」の内容を中心に講演していただきます。

   
講師 吉川 真 准教授
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(ISAS) 准教授
「はやぶさ2」ミッションマネージャ
日時 平成26年2月22日(土) 16:00~17:00 (会場15:30)
会場 1階コスモシアター
定員 230名(先着順)
参加費 無料
対象 小学生以上(※中学生以下は保護者同伴)
未就学児は入場不可
受付方法 終了しました

講師 吉川 真 准教授 プロフィール
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(ISAS) 准教授。理学博士。「はやぶさ2」ミッションマネージャ。1962年、栃木県栃木市生まれ。東京大学理学部天文学科卒業。同大学院卒業。日本学術振興会の特別研究員を経て、1991年からは郵政省通信総合研究所に勤務。1996年にはフランスのニース天文台に1年間派遣される。1998年に文部省宇宙科学研究所に異動。2003年10月からは、組織の統合により、現在に至る。専門は天体力学。小惑星や彗星といった太陽系小天体の軌道解析が専門。現在は、人工衛星や惑星探査機などの軌道決定について研究も進めている。小惑星探査ミッション「はやぶさ」では軌道決定を担当し、ミッションの後半ではプロジェクトサイエンティストを、そして最後にはプロジェクトマネージャを兼務した。また、太陽系小天体探査検討チームのリーダーとして「はやぶさ2」プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトマネージャを経てミッションマネージャを務めている。天体の地球衝突問題(スペースガード)に関する研究や啓蒙活動も進めている。